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特定事業所加算(居宅介護支援事業所)について

【特定事業所加算(居宅介護支援事業所)とは】 居宅介護支援事業所における特定事業所加算とは、公正中立で質の高いケアマネジメントを実施している事業所を評価するための加算です。地域包括支援センターから紹介される支援困難ケースや中重度者への対応も可能なサービス提供体制の確保、研修実施など、厳しい算定条件を満たした事業所に対し支払われます。令和3年度(2021年)の改正で変更がありました。 ※このページでは訪問介護の特定事業所加算については記載しておりません。 [...]

2023-03-24T16:33:39+09:002023年 3月 24日|介護保険制度|

ケース記録の書き方

ケース記録は支援記録の事で、福祉サービスを提供する事業所や施設にとっては、提供したサービスが利用者様に対してどのように行われ、どのような状態になったのか記録を残すことでよいケアにつなげるほか、ケアに当たるチーム内や多職種連携を行う上での情報共有基盤になります。今回は、どんな書き方がよいとされているのかを解説します。 【ケース記録 とは】 [...]

2023-03-06T18:33:29+09:002023年 3月 6日|介護関連知識|

介護現場で活きる「バイステックの7原則」とは

バイスティック、バイステックなど日本語表記では読み方が安定しないようですが、アメリカの社会福祉学者のフェリックス・ポール・バイステック(Felix Paul Biestek)教授(司祭)が提唱した、援助者であるソーシャルワーカーとクライエントが信頼関係を構築するための7原則が「バイステックの7原則」です。第二次世界大戦後広く普及し、今でもソーシャルワーカーのケースワークで必要とされています。日本でも介護福祉士の国家試験で頻出問題であるなど、「社会福祉における対人援助の基本的な心構えとしての活用」を重要視されています。 [...]

2023-03-02T16:59:59+09:002023年 3月 2日|介護関連知識|

介護の「ソフト食」とは

【介護の現場で提供される食事】 一般的に、加齢が進んでいくと口腔機能が衰え、嚙む力、歯、舌、喉などの状態によって、今まで食べられたものが食べられなくなるという時期が訪れます。 介護の食事(介護食)では、食事形態を複数持つことで、口腔機能が衰えて今までの食事が難しい方に個別に対応しています。 [...]

2023-02-24T14:48:19+09:002023年 2月 24日|介護関連知識|

同一建物減算とは

同一建物減算(集合住宅減算)は、介護保険給付の公平性を確保する目的から、事業所と同一の建物等に居住する利用者への訪問系サービス、通所系サービスなどの提供において、適正化を勘案した減算です。2021年度の介護報酬改定でも支給限度基準額の算定の見直しが行われました。 訪問系サービスと通所系サービスでは条件や算定要件が異なります。 【同一建物とは】 [...]

2023-02-07T13:50:33+09:002023年 2月 7日|介護保険制度|

介護職員等特定処遇改善加算とは

2019年(令和元年)10月から運用が開始された、介護職員の特に経験・技能があってリーダーシップを発揮できる人材に対し、賃金の改善を狙った加算です。介護職員処遇改善加算に上乗せして、介護報酬が加算されます。算定対象月は、原則として年度初めの4月から年度終わりの3月までとなります。 介護職員等特定処遇改善加算(Ⅰ)と(Ⅱ)があり、それぞれに算定条件が設定されています。 従来の処遇改善加算に加え、介護職員を3グループに分け、その中でも経験・技能のある介護職員(介護福祉士)に対しては、更なる処遇改善を行う加算です。職場で最低1人以上、キャリアのある介護福祉士の賃金を月8万円以上アップさせる、もしくは年収440万円以上にするという要件があります。もしもそのような職員がいない場合には、その理由を提出する必要があります。内閣府の「新しい経済政策パッケージ」で提示された、「勤続年数10年以上の介護福祉士について月額8万円相当の処遇改善を行う」という方針に基づいていますが、この加算では同じ法人内に連続して勤続した10年を基本としています。しかし、他の法人で長年経験を積んだ介護福祉士の方や、事業所内で能力強化基準を設定し、同等としてよいなど事業所側にも裁量があります。 [...]

2023-01-30T17:49:36+09:002023年 1月 30日|介護保険制度|