2022年5月30日に開催した
ケア樹オンラインセミナーmini『ICT化のための介護事業所向け補助金について』
において、時間内でご回答することができなかったご質問について以下にご回答申し上げます。
■メイン講義
『令和4年度の介護ICT導入支援事業の概要の解説』
Q1.現在介護ソフトの変更(クラウド化)とPC変更を検討しています。どの補助金が対象となりますか?
A1.IT導入補助金(経済産業省)、ICT導入支援事業(厚生労働省)の対象となります。ただし、製品、申請類型、都道府県等によって要件が異なる場合がございます。
Q2.居宅サービスなのでLIFEおこなっていないのですがICT導入支援事業で申請可能ですか?
A2.「LIFE」要件は居宅介護支援事業所の適用を排除する旨ではないと想定されます。ご質問いただいた方の県に確認を試みたのですが、募集開始前のため確認できませんでした。昨年度弊社では居宅介護支援事業所様でICT導入支援事業を利用した実績がなく、曖昧な回答となってしまい大変申し訳ございません。前のご質問にも関わることでございますが、公募開始された際にしっかりとご確認いただくことを推奨いたします。
■発表①
『介護ICT導入支援事業とケア樹について』
Q1.東京都(もしくは、関東)で契約されている事業所の割合は、どれくらいですか。
A1.関東(1都3県)で契約されている事業所の割合は約2割程となっております。
Q2. ケア樹と他システムとの連携に必要な規格があると思うのですが、当施設ではネオスケアを導入しております。どのような規格があるのでしょうか。
A2.ケア樹ではAPI連携で他システムと連携しております。
また都道府県によっては対象製品が掲載されているケースもあるため、①公募があった際に確認をいただく、②該当製品の掲載がないorそもそも掲載自体がない場合はメーカーに確認していただく、という流れになります。
■発表②
『無料で使える!次世代インフラ、ケアプランデータ連携システムケアぽすについて』
Q1.費用の削減の部分について人件費が③分の一になっていました。どのような計算によるものなのでしょうか。導入の際の説明としてお聞きしたいと思っております。
A1.調査方法と結果(P88)及び調査シート(P107)等はレポートに公表されていますが、具体的な計算方法は公表されていないようです。
出所)令和2年度厚生労働省老人保健事業 「介護分野の生産性向上に向けたICTの更なる活用に関する調査研究」
https://www.mri.co.jp/knowledge/pjt_related/roujinhoken/dia6ou000000qwp6-att/R2_129_2_report.pdf
Q2.ケアポスについて問合せしたいときはどこに連絡したらよいでしょうか?
A2.お問い合わせフォームはこちらです。些細なご質問など、お気づきがございましたらお問い合わせいただければ幸いです。
https://carepost.jp/support.html
Q3.ケアぼすは介護ソフトケア樹を導入していないと利用できませんか?
Q3.ご利用いただけます。
ケアぽすはケア樹のためではなく、介護業界のお役に立ちたくて10周年事業として行った特別な事業です。
ケアプランデータ連携システムは異なった介護ソフトを利用していることを前提に作ったシステムでございます。
ただし、ご利用の条件としては、厚労省の標準仕様に基づいたケアプランデータであることと言うものがございます。
ご利用いただいている介護ソフトをご提供されておられる会社様へご連絡いただき、厚労省の標準仕様に基づいたケアプランデータであるかどうかをご確認ください。
以上です。
ご参加いただきました皆様に感謝申し上げます。
次回のセミナーもご期待ください。
ケア樹オンラインセミナー事務局